住宅ローンの
注意点と
金利タイプの選び方
住宅ローンの返済期間は長期間に及ぶケースが多く、「フラット35」の場合は35年間にわたって返済が続きます。生活費や教育費など、今後のライフプランを加味した上で、無理なく返済できるローンタイプを選びましょう。住宅ローンの金利には以下3つのタイプがあります。
住宅ローンの金利タイプ
- 全期間固定金利型
- 固定金利期間選択型
- 変動金利型
それぞれのメリットと注意点をお伝えします。
全期間固定金利型
ローンの返済開始から終了まで金利が固定されるタイプです。あらかじめ決めた返済額がそのまま変わらないため、将来のライフプランを描きやすいことがメリットになります。一方、将来的に市場金利が低下した場合に恩恵を受けられず、トータルの返済額で損をする可能性があることがデメリットです。
固定金利期間選択型
固定金利が一定期間にわたって続き、その後に固定金利を続けるのか、それとも変動金利に移行するのかを選択できるタイプです。固定金利期間中は返済額の見通しを立てやすいこと、市場金利が低下した場合に返済額が下がることがメリットになります。注意点はトータルの返済額を確定できないため返済計画を立てにくいことや、市場金利が上がると返済額が増えるリスクがあることです。
変動金利型
金融情勢が変化した場合、それに合わせて金利も変動するタイプです。将来的に市場金利が低下した場合、固定金利と比較して住宅ローンの返済額を減らせることがメリットになります。ただし、反対に市場金利が上昇すると返済額が増えることや、返済額を確定させられないため返済計画を立てにくいことがデメリットです。
予算確定前に資金計画を優先させるべき理由
マイホームの予算を確定させるよりも前に、まずは綿密な資金計画を立てましょう。家づくりには土地代や建物の建築費だけでなく、以下のような諸費用もかかります。
家づくりにかかる費用
- 土地代
- 建築費
- 仲介手数料や保険料
- 引越し費用
- 固定資産税や不動産取得税などの税金
これらの費用をトータルして計算して資金計画を立てなければなりません。資金計画が不十分なまま住宅を購入すると、月々の住宅ローン返済額が予算を超えたり、税金を支払えなくなったりするリスクがあるため要注意です。資金計画のポイントを4つに分けてお伝えします。
トータルの費用を計算する
まずは住宅を購入する際にかかるトータルの費用を計算します。仮に予算が3,000万円あるからといって、3,000万円の住宅を購入できるわけではありません。諸費用や税金、保険料、各種手数料・保証料などを計算して、合計でいくらまでの住宅を購入できるのかを把握しましょう。
自己資金を決める
自己資金とは、諸費用や住宅ローンの頭金を支払うために用意する現金のことです。目安として家づくりにかかるトータルの費用のうち20%~30%の自己資金を用意しましょう。自己資金が少なすぎる場合、住宅ローンの借り入れ額が増え、金利が高くなります。
住宅ローンの返済額を決める
自己資金の決定と併せて、月々に返済できる住宅ローンの金額も決めます。現在の年収をベースにしながら、無理なく返済できる金額に設定しましょう。将来的に子どもが生まれる可能性がある場合などは、教育費なども加味して返済額を決めることが重要です。
最適な住宅ローンを選ぶ
住宅ローンにはさまざまな商品があり、民間の金融機関だけに限ってもあらゆる返済期間・金利タイプの商品を選べます。金利や返済期間に応じてトータルの返済額・月々の返済額が変わるため、自分に合った最適な住宅ローンを選びましょう。
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